府中張り替え職人が語る畳について

2019/09/17 ブログ
畳

こんにちは、金沢屋府中店 川上です。

本日は畳についてです。

 

 

日本産と中国産 ?

 

当店にお問合せ頂く中で、

畳について「日本産?」との質問があります。

答えは「中国産です。」

と言うと検討対象から外れてしまうお客様もいらっしゃるようです。

一方、我々のような業者から言わせると、

「なぜ日本産にこだわる?」

と思えてしまいます。

これは多くの電化製品と同じように

世界の工場とも言われる中国の人件費に起因…

するだけではありません。

 

日本のい草の産地では熊本が有名で、

日本産の9割とも言われています。

ところがそのい草をゴザにする 編み師は高齢化が進んでいて、

現状の編み機を新しいモノに更新したりはしません。

 

一方、中国では最新の設備でゴザを編んでいて、

シワやばらつきのない良質なゴザを作っているのです。

 

 

実は日本人が編んでいる

 

中国の方は残念ながら細かい作業が苦手らしく、

現地では日本人の職人がゴザを編んでいます。

質的に劣らないということですね。

 

またゴザの元である い草も良質なものを安定的に収穫することが期待できます。

大陸には 台風が来ないからです。

い草は長いものを育成することが重要です。

長い い草から畳のゴザに使える色の良い部分を切り取って、

色調の揃ったゴザを作っています。

つまりい草の安定した生育ができる場所として

中国大陸は適しているのです。

悠久の大地の威力ですね。

 

 

検閲通ってます

 

中国から日本へ渡る際、

外来種の害虫の侵入を防ぐために、

厳しい検閲を通ります。

 

かつて「中国産 畳は虫がわく」との批評もありましたが、

それは過去の話。

現在では、

まるっきりスルーでやってくる日本産 畳の方が、

むしろ虫が出る可能性がある…ともいえます。

 

 

質・量・値段を鑑み、堂々とご提供できるものとして、

金沢屋府中店では 中国産をメインにご提供します。

 

 

それでも例えば、

お寺・神社・お城 etc.

など事情がある場所にはもちろん日本産が必要でしょう。

当店でもご用意しておりますが、

品質を担保できる畳となると、

お値段はそれなりにいたします。

金沢屋府中店 では最高級品の扱いで日本産をご用意しています。