襖 和風モダン施工例1

2019/11/10 ブログ
燦

こんにちは。

金沢屋 府中店 川上です。

 

 

本日はデザイン的な襖紙を施行したお話です。

写真の通りですが、およそ“和”という感じではありません。

デザイン引手

こだわったのは引手。↑画像がお客様ご希望の引手でした。

 

もともとの襖の引手穴に合わず、

後ろ側を削ることにしました。

60mm の底を50mmまで削る作業。

う〜ん追加料金もらうべきだった…と思いながらも、

おもしろくて ついやってしまいます。

 

まずは目標のラインを描いて、

引手2

マスキングテープでガード。

 

底辺を掘るべくノコギリで切り込みを入れます。

引手3

 

同じくノコギリで大部分をカット。

 

引手4

 

角をヤスリで削って丸くし、

50mm弱になるまでに合わせました。

引手5

そして出来上がったのが以下の感じ。

モダン柄

実は少し予感していたのですが、

お客様は…

 

「やっぱりこっちの引手が良い!!」

 

とのことで最終的に納品したのがこちらっ。

和風モダン襖

別の引手を付けました。

 

う〜ん、やっぱりこちらが似合うなと、

私も納得です。

茶色の枠がある以上どうしても、

和襖のテイストからは逃げられないところがありますが、

引手ひとつで 和風モダン襖が美しく出来上がりました。

 

 

 

木の引手を削った努力は無駄ではありません。

実際に 引手をつけて比べてみて、

やはりこちらの方が良いと決断できたわけですから。

 

 

仕上がりが美しくなり、いや〜良かった、良かった。d(^^)

 

下画像が最終的に取り付けた引手です。↓

引手6

 

 

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