そういえば畳の色
こんにちは、金沢屋 府中店 川上です。
そういえば、客先の畳の色は明るい藁の色だなと
ふと思いました。
そこで写真で解説。↑
一目瞭然ではありますが、
表替えしたばかりの新品の“御座(ござ)” は緑色です。
畳の表面のござの素材である い草は元々 緑であるものの、
時間が経つごとに色が抜け、
クリームに近い藁の色になります。
写真はタンスが置かれていた場所だけ緑のまま、
色が抜けなかった状態。
日光や電灯で日焼けしていく結果、
変化して色が変わります。
こちらの写真は裏と表。
表は変色していても裏は緑のままです。
どうしても緑色が抜けてしまう事は残念かもしれませんが、
このように見事綺麗に変化するのも、畳の醍醐味といえますね。
い草の畳は
“香り半年、色 一年”
とよく言われます。
新しく張り替えた畳は 是非 一年間を楽しんで頂きたいと思います。
一方 色が変わらない畳というものも存在します。
不変色 畳というもので、
い草を硫酸銅で蒸し、特殊加工をする事で青々とした状態を保ちます。
上記 写真は20年ものの畳です。
(まあ20年は正直 変えなさすぎとも思いますが…色々な意味で。)
他にも色が変わらない畳では、
和紙畳や染色畳、ビニール畳というものも存在します。
15年くらい前に流行った不変色畳に とって変わり、
現在の主流は和紙畳といったところでしょうか。
これらは耐久性や 使用の狙いが 通常の畳と違うので、
選ぶ際に要考察です。用途を選ぶということですね。
上記 4つの畳に共通している点は、
「香りが無い」
ことです。非常に残念です。
事ここに 声を大にして、個人的見解を…
「 畳の香りが好きですっ!例え半年間だけでも 」
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