50年の汚れ

2021/03/30 ブログ
障子汚れ1

紙は膨張と収縮を繰り返し、部屋の汚れ(チリ・ほこり)を吸着する。

金沢屋府中店 川上がいつも案内している紙の呼吸 性能。

理屈では分かっていたのだが、実際ここまでとは…。


 

こんにちは。

金沢屋府中店 川上です。

本日はちょっと驚きの紙状態について。

 

 

なかなか年季の入ったお家の張替えを行った際の出来事です。

和室は障子に囲まれて、

いい感じだったのですが、

何と50年 障子紙を替えてないとのこと!

 

50年はさすがに驚きですが、

まあまあよくある程度の紙状態かな…

と思って何気無く 張替え始めました。

 

 

 

乾いた状態が上記画像 ↑。

(一度 剥がしているのでシワシワです。)

ところが…

障子汚れ2

濡らしてみると、

その黒さが あらわに!

 

少し身震いしました。

しかし、こうも思ったのです。

 

 

「良く頑張ったな…。」

 

 

頭の下がる想いです。m(_ _)m

50年間 お家のご主人を守り続けてきたという事ですから。

本当にお疲れ様でした。

 

 

 

私は紙の呼吸機能は 平均3〜4年、

長くて5年で失われると思っています。

 

それでも、

50年の歳月では、

少しずつ、少しずつ、膨張・収縮し、

お部屋の汚れを吸着し続け、

貢献してきたのでしょう。

私の人生よりも長い月日ですから、

何だか悠久の時間のようにさえ思えます。

 

 

当然、張り替えて真っ白になったお部屋に

お客様は感動してくれました。

その違いをご紹介したいところですが、

お客様のプライバシーの為、

画像で紹介できないのが 悔しいところです。

 

 

紙は建具として優秀です。

日本家屋はよくできている事を

皆さんご存知だと思いますが、

張替え屋としては紙の建具でそれを実感します。

 

歴史の中 生まれた知恵ってすごいですよね。

自身の 紙愛 を再確認してしまいました。d(^^)

 

 


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