電灯の張替
まれにある施工で、枠が極薄。
障子紙が張ってあったが、美しくない。
これはもう…プラスチックしかないですな。
こんにちは。金沢屋.府中店 川上です。
どんな張り物でも枠が薄いとやりにくい。
その最たるモノの一例。
障子電灯です。
障子紙ではとても見れたものではなかったので、
プラスチック障子で対応しました。
それでも障子枠が薄すぎて、両面テープを張る面責が小さ過ぎます。
ここから先は根性そのもので作業です。(;^^)
張ったり剥がしたりで、
絶妙な張り位置を決めます。
プラスチック障子は両面テープで付けるものですが、
なにせテープ幅を狭くするために、
テープを縦にカットしなければなりません。
やっと1個できました。
まあまあの出来ですね。
テープの粘着が弱いと
そこだけ浮いてきて、隙間ができてみっともないので、
気をつけます。
また、プラスチック障子自体も
ぴったりジャストの大きさにカットする事も重要です。
アール部分による力の加減が粘着に影響するからです。
2個・3個と仕上がっていくうちに、
だんだん調子が出てきました。
スキマも無く、出来上がったプラスチックの綺麗なアール面が美しい。
他人から見ればそれが普通なんですけど、
施工者からすれば感動一入(;o;)
全部で10個 仕上げました。
ふぅ〜。こんなに集中したのは、小学生以来かもしれません。
The 工作ってカンジでした。
とある お茶室のからの依頼で
張替えた電灯でしたが、
以前の紙張りと比べて 凛としている様が
お客様にも伝わったようで、
喜んで頂けました。
この為の集中だったのですよ。d(^^)
報われた〜。
##########################
張替本舗 金沢屋 府中店
営業日:月〜日曜日(不定休)
042-370-1460
kawakami@kanazawaya-fuchu.com
東京都府中市清水が丘1-5-8 セントカサフェンテ1階
##########################