源氏襖（中抜き襖）、穴 埋めるってさ。
そういえば、ボロボロ組子が多い源氏襖。
「穴 埋めてくれない？」大胆要求に 即決の金沢屋.府中店 川上。
自信があったのか？ サクサクと材料選び出し、穴 埋めたったど。
こんにちは。
金沢屋.府中店 の川上です。 2023年 明けましておめでとうございます。
今回は、源氏襖（中抜き襖）について。
昨年末に こんなオーダーがありました。
「中抜き穴 塞いで 普通の襖っぽくできない？」
「できます！」
私は なんの自信があったんでしょうね？ 即答でやる決意を伝えました。
すぐさま 材料探し →施工方検討 へ移りました。
自分自身たぶん、昔から源氏襖のガラスを「邪魔くさいな」と思っていたんでしょう。
驚くほど速く・手際が良かったのでした。d(^^)
最初はもちろん
木材を 接着 & タッカー（ステンレスステープル）留め が有力だったのですが、
木材が重かったのでやめました。
ただでさえ戸襖は重いですし、
お客様要望にも「襖が重い」との指摘があり、
ガラスの重量分を減らす発想に移行しました。
結果、スタイロフォームを 採用。
厚さ合わせと 強度アップのために ポリカーボネイトパネルを使用します。
スタイロを 強化ボンドで接着 & ゴム系粘着剤テープ で念の為 補強。
厚さ微調整で ヤスリがけ。
しかし、このままでは光を通してしまいます。
そこで、胴張り用厚紙 を両面に張り、遮光に成功。👍
そして、
和室側：唐紙 廊下側：木目調壁紙
で仕上げです。
重量も軽くなり、お客様も納得の仕上がりです。
唐紙の和紙感 が 桜の柔らかい柄と共に 美しいッ！ ＼(^o^)／
なぜか毎年必ずと言っていいほど、
年末には、こだわり施工を依頼されます。
今年はまさに こちらがその一例でした。
また、
他案件で 源氏襖のガラス部分にあるボロボロの組子を取り外し、
ポリカーボネイト パネルをつけた例もあり... ↓
こういった感じ。
結構 カッコよく決まったぜ 👍
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張替本舗 金沢屋 府中店
営業日：月〜日曜日（不定休）
042-370-1460
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